腰痛について
腰痛の80%は原因不明の腰痛症とされています。
ヘルニア(腰痛椎間板ヘルニア)や狭窄症(脊柱管狭窄症)と呼ばれるような、原因があり、明確な病名が付く場合は残りの20%程度です。
また、腰は人類が2足歩行をし始めてから加重の非常にかかる部位になっており、運動不足や加齢により筋肉の状態がベストでない方が多いです。 腰は体の中でバランスを取るために重要な働きをしているため、腰の負荷が増大することによって、つらい痛みが発生します。
腰痛が慢性化する理由は色々ありますが、主に3つあげます。
1つ目の理由として生活スタイルの変化からくる腰への負担増加。
椅子での生活が多い方は、立っている時より腰にダイレクトに上半身の体重がかかるんです。
事務仕事や、車の運転などは腰痛を悪化させる原因となります。
2つ目の理由としては、運動不足などによる筋力の低下。
3つ目の理由としては、主に女性に多いのですが、腰のみが原因でなく、背骨・骨盤のゆがみからくる腰痛です。
骨盤の関節からくる腰痛の場合は、レントゲンでいくら腰を診察しても悪い原因がわからないことが多いのです。
腰痛の治療でまず重要なことは、腰の痛みが「骨が原因」か「筋肉が原因」それとも「それ以外のものが原因」と考えられるのかを見極めることです。
骨や関節に原因がある場合は、ヘルニアのように痛みが大きく難治性のものが多くあります。
また、炎症症状がひどい時などは深部に熱を持っている場合もあります。 筋肉が原因であれば、まずマッサージ療法等で筋肉を弛緩させ、検査をした上で必要であれば骨格矯正を行います。
当院の施術は、本場のカイロプラクティックがベースとなっているため、痛みのある部分だけではなく、身体の根本から診ていく施術を行います。 ただ矯正するのではなく、痛みの原因に合わせたアプローチをすることで、痛みや疲れの早期解消に繋がります。
腰の筋肉の多くは腰の骨と骨盤に引っ付いています。
そこの筋肉のバランスが崩れることで仙腸関節(骨盤の関節)を引き上げて歪みにつながります。
仙腸関節がズレれば、仙骨も背骨もズレるので負荷がかかれば、より悪い方の腰に負担をかける結果となります。
そのため、マッサージ等で一瞬筋肉が元に戻っても、すぐにゆがんだ骨の方向に引っ張られ、痛みが出てきてしまいます。 腰が痛いといって、「レントゲンを撮ったが異常はない」といわれた方の多くは、仙腸関節のずれが原因のケースが多いからです。
腰の根本である、「仙骨」や「仙腸関節」のずれを正しい位置に矯正することで、身体の負担が軽くなり、痛みの根本的な原因にアプローチすることができます。
坐骨神経痛について
坐骨神経痛は、骨盤(坐骨)に下を通っている大きな神経が骨盤のズレなどによって圧迫されるケースがあります。
ほおって置けば痛みがお尻から足先にかけてピリピリとシビレを感じてくるようになり、ひどい時には痛くて座っていられなくなったりします。この場合もカイロプラクティック療法が効果的になってきます。
「仙骨」や「仙腸関節」のずれを正しい位置に矯正することで、神経圧迫を取り除き、痛みの根本的な原因にアプローチすることができます。